2013年8月20日火曜日

MacのPreviewで表示できないtiffファイルに遭遇

最近導入された会社の複合コピー機(Fuji Xerox C6680)にはスキャン機能がついています。
スキャンしたファイルは、WindowsとMacの共有フォルダにTIFFファイルとして保存するようにしています。というか、TIFF以外での保存ができないようです。
そのTIFFを、Mac側から表示したりするのですが、カラー画像の場合、MacのPreviewやその他ほとんどのグラフィックソフトで開くことができませんでした。モノクロのスキャンの場合は問題なかったのですが。また、Windowsのペイントなどでは問題なく開くことができます。

いろいろなグラフィックソフトを調べると、MacでもGraphicConverterでは開くことができました。GraphicsConverterは独自の画像フォーマットライブラリを持っているのでしょう。ただ、GraphicConverterはシェアウェアで試用しただけで、常用は考えていません。
独自の画像解析を持っていそうなソフトということで、ImageMagickを試してみたところ、convertコマンドで変換ができることがわかりました。ImageMagickはMacPortsで導入しました。
使い方は簡単で、JPEGにするには以下のようにします。PDFに変換する場合も拡張子を.pdfにするだけです。

$ convert input.tif output.jpg

変換の際、次のようなワーニングが出ます。

convert: Depreciated and troublesome old-style JPEG compression mode, please convert to new-style JPEG compression and notify vendor of writing software. `OJPEGSetupDecode' @ warning/tiff.c/TIFFWarnings/824.

変換されたJPEGやPDFは、Previewなどで問題なく開けるので、これ以上は調べていませんがこのコピー機の出力時のフォーマットが古い形式だということのようです。

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