2013年1月22日火曜日

Automatorで画像をGIFに変換する

スクリーンショットなどの画像をGIFに変換したい場合が結構出てきますね。GIF画像の方が他のフォーマットに比べて普通は小さいですし。
でも、ファイルが多いとプレビューでの操作は面倒になってきます。
ということで、少しでも楽をするために、Automatorを使おうと思います。

AutomatorにGIF画像に変換するアクションがない

Automatorを立ちあげてプレビューを選び、イメージのタイプを変更するというアクションを選んだのですが、変更後のタイプにGIFが出てきません。option キーを押しながら選んでも出てきません。
どうやらAutomatorのプレビューアクションではサポートされていないようです。残念。

Automatorでシェルスクリプトを使う

仕方がないので別の方法、「Automatorからシェルスクリプトを実行する」方法にしました。
Macには、ターミナルから使うsipsコマンドが用意されています。sipsコマンドは画像の情報を取り出したり、サイズやフォーマット(タイプ)を変更することができます。
GIFに変換する場合の基本的な使い方は以下のようになります。

$ sips -s format gif 入力ファイル名 --out 出力ファイル名

これを、Automatorから使おうと思います。
まず、Automatorを立ちあげて、アプリケーションを選び、「Automatorからシェルスクリプトを実行」のアクションを選びます。入力の引き渡し方法は「引数として」にして、シェルは、bashかshを選びます。
この中の echo "$f" の部分を以下のように変更します。
OUTF=`dirname "$f"`/`basename "$f" .png`.gif
sips -s format gif "$f" --out "$OUTF"


適当な名前を付けてアプリケーションとして保存します。

このアプリケーションにPNG画像をドラッグアンドドロップするとGIF画像に変換されます。このアプリケーションは、GIF画像が既に存在しても上書きしたり、PNG画像かどうかのチェックも行なっていないので注意してください。

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