Snow Leopardでは、Visorというターミナル (Terminal.app)用のプラグインを使っていました。私は、結構ターミナルを使うので、他のアプリケーションを使っていてもcontrol + ~ キーですぐ呼び出せる点が便利で重宝していました。
標準では画面の上部にVisorのウィンドウがスライドしながら出てくるのですが、私は画面の右側に外からスライドしてくるように設定していました。
ところが、昨年11月にMountain LionにしたところVisorが動かないことがわかりました。
Visorに代わるソフトウェアを探したところ、直接の後継はTotalTerminalだとわかりました。しかし、TotalFinderと間違えてしまったのだと思いますが、有料($18)だと思い込んでいました。私が必要としていたのは基本的にはcontrol + ~などのキーコンビネーションで簡単にターミナル呼び出せることだったので、ソフトウェアを呼び出すためだけに、$18も出すのは高いと思い、別のターミナルソフトを探していました。
そこで、見つけたのはiTerm2でした。これは、単独のアプリケーションですが、自分の設定したキーコンビネーションでVisorと同じように簡単に呼び出すことができます。ただ、他のアプリケーションに移動した時に自動的には消えません。自動的に消えないのは便利なこともありますが。また、ウインドウの現れ方も、スパッスパッという感じで、Visorのスライドインの方が格好いいかなと思います。
ちゃんと使っていませんが、iTerm2には、Visor/ターミナルの上下の分割と違って画面を縦横に分割する機能もあるようです。フルスクリーンで使うと便利かもしれません。
全体的には、iTerm2もなかなかいいので、以前のVisorのように画面の右側に現れるようにして使っていました。
ところが、iTerm2を2ヶ月ほど使っていて、つい最近、TotalTerminalは無料だとわかりました。以前、有料だと間違えたのがくやしくもありましたが、とにかく、インストールして使っています。
以下に、簡単にインストール方法と私の設定を書きます。
インストール
開発元のbinaryage ( http://totalterminal.binaryage.com ) から最新のインストーラのディスクイメージをダウンロードします。この記事を書いている時点では、v1.3でした。
ディスクイメージをマウントするとインストーラの入っているフォルダが開きます。インストーラは、パッケージ形式になっていますのでダブルクリックしてインストールできます。
インストール実行後に、アプリケーションフォルダ (/Applications)にTotalTerminal.appがコピーされます。
設定
TotalTerminal.appを実行するとターミナルが起動され、デフォルトの(TotalTerminalでない)ターミナルのウィンドウが開きます。
以前、Visorを使っていた場合は、ターミナルの環境設定を開いた後、設定アイコンを選ぶと、左ペインの下にVisorプロファイルが出てきます。
そこのテキストタブで、フォントや色を変更できます。
私は、Monaco 12pt.からOsaka-等幅 14pt.に変更してアンチエイリアスも外しています。その方が目が疲れない感じがします。
また、ウィンドウの位置は、環境設定ウィンドウのTotalTerminalアイコンで、Right-Topにしています。
Right-Strechにするとウインドウを非表示にしたり、Mission Controlの別のデスクトップに移動すると、Dockと重なってしまうようです。
また、ログイン項目でTotalTerminalを設定しておくと、ログイン時に自動的に起動されていいと思います。
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