2013年2月27日水曜日

フォルダの背景にも花粉情報予測マップ画像を表示しました

花粉症対策になるかどうかわかりませんが、GeekToolで花粉情報予測マップ(地図)をデスクトップに表示しています。それに加えて、フォルダのバックグラウンドにも表示したいと思いました。
デスクトップは他のウインドウに隠されて見えない場合があるからです。私はFinderのダウンロードフォルダを常に開くようにしていますので、そこを使おうと思います。(このブログでは、ちょっとお仕事関係でまずいファイルもあるのでテスト用フォルダを使います)

まず、GUIでフォルダのバックグラウンドに画像を表示する方法を説明します。次のxステップです。
表示したい画像はあらかじめ対象のフォルダにコピーしておいてください。本当は画像ファイルの場所はどこでもいいんですが、同じフォルダに入れておく方が操作しやすいとおもいます。

1. 表示オプションの表示

画像をバックグラウンドに表示したいフォルダを開いて、アイコン以外の場所をマウスで右クリックして表示されるコンテキストメニューから「表示オプションを表示」選びます。フォルダはアイコン表示状態にしておいてください。
そのフォルダを開いた後、メニューバーの表示->表示オプションでもかまいません。command + Jキーでも同じです。

すると下の図のような表示オプションが表示されます。(日本語だと変ですね。英語はShow View Optionsでしょうか)


2. ピクチャ領域への画像のドラッグアンドドロップ

表示オプションウインドウの下の方の背景ペインをピクチャにします。その右側に「イメージをここにドラッグしてください」という説明のある領域が現れますので、そこに表示したい画像をドラッグアンドドロップします。

すると、そのフォルダの背景が指定した画像になります。わたしが試した限りでは、元の画像は消しても背景の画像は消えませんでした。

手順は、以上です。

画像を見てもらえるとわかりますが、ファイルアイコンの見栄え(というか視認性)がいまいちのような気もしますね。
画像ファイルの透明度を40%程度にして、さらに各アイコンのファイル名ラベルを灰色にしたら以下のようになりました。

この図には元の図の加工過程のファイルアイコンも入っているので、同系統の色になってしまっているのでいてまだ見にくいですが、ファイル名はわかりやすくなった気がします。
画像ファイルの透明度変更には、Seashoreを使いました。
ファイル名のラベルは、Finderのファイルメニューの一番下で変更できます。

一応、GUIで設定できることは確認できましたが、毎日実行する必要があります。

2013年2月26日火曜日

自分流Macでのメモを取る方法 (howm + DropBox)

わたしは、Mac上でのメモ書きはhowmというEmacs上のツールを使っています。Emacsと書いた時点で帰られてしまう気もしますが、howmの代わりに使い慣れたテキストエディタとiCloudでも応用できると思いますので、できれば最後まで読んでいただけるとうれしいです。

では、本題です。
howmは、Hitori Otegaru Wiki Modoki (一人お手軽Wikiもどき)の略です。howmの大元の情報発信源となっている、http://howm.sourceforge.jp/index-j.htmlから抜粋しますと、
Emacs で断片的なメモをどんどんとるための環境です. 分類機能はあえてつけません. かわりに, 全文検索とメモ間リンクが手軽にできるようにしました. 自由書式なので改宗も不要 :-)
となっています。Emacsというのは、テキストエディタですが、内部に拡張コマンド(Emacs Lisp)があり、それを使って機能を自由に拡張できます。howmは、Emacs Lispで拡張されたメモ書き用の環境です。

私のhowmのデータで一番古い日付のものは、2006-01-23となっていますので、もう丸7年も使っていることになります。メモのファイル数は、1000近くで、メモの項目数は2400近くになっています。その頃は会社がLinuxで、自宅がFreeBSDだったのですが。
それまで、いろいろメモを取る方法を、本物のメモ帳やコンピュータソフトを含めて試してきたのですが、長続きしないものが多かったのです。howmもそのうち使わなくなるかもしれないと思ったのですが、予想外に長続きしています。
これだけ長い間使うことができたので、多分、Emacsで使える環境がある限りずっと使い続けるような気がします。
用途は、本来のメモ(覚書)としての使い方の他に、有用な情報のデータベース(貯蔵庫)的な使い方をしています。最近は、このブログのためのアイデアメモ的な内容も増えてきています。いろいろ思いつくのですが、記事にする時間がとれません。

インストールや使い方は、上のSourceForgeのページを見てください。Safariだと表示のテキストエンコーディングを日本語 (EUC)に変更してください。
Emacsを使っていない人は、実はMac OS XではEmacsの基本的なキーバインドを使える場面も多いので、この際トライするのもいいかもしれません。オワコンなんていう人もいますが。

以下に、私にとってのhowmの利点を上げてみます。

  • テキストデータなので取り扱いが簡単で、howmがなくなっても困らないという安心感があります
  • Emacsを常に立ち上げているので、メモを取りたい時にすぐに使うことができます
  • Dropboxに入れてどこからでもアクセスできるようにしています
  • メモの項目を期日ベースで表示する仕組みになっています
  • 検索機能が全文検索になっていて割りと高速です。ランダム表示も面白い


テキストデータベースの安心感

これは、自分にとってはかなり大事な項目です。howmがなくなってもテキストデータならば、少なくとも書いたデータを後で使いたい場合に困ることはありません。メモ用の専用ツールの場合、画像やマルチメディアを扱えても独自フォーマットだったりするとちょっと躊躇します。
以前、SafariStandでWebarchiveをスクラップ代わりに使っていると書きましたが、テキスト主体のものは、howmにテキストをコピペして保存しています。(関係ないですけど、ウェブにコペピやスホマと書いてあるとクスっときますね)。Webarchiveも別のソフトでテキストや画像を取り出せることがわかったので少し安心して使っています。
EvernoteやOmniFocus(メモアプリではありませんが)、Mind Map関係のツール、GTD系ツール等も使ってみたのですが、自分には合わないようでした。

Emacsを常時起動で即メモ

わたしは、メインのメール環境はEmacs上のMewを使っています。基本的にはMewで十分なのと、セキュリティ的には多少有利ではないかと密かに思うところがあるためです。
そのため、Macを立ち上げると、EmacsからすぐMewとhowmを立ち上げるのが習慣化しています。
そして、仕事をしていて思いついたり、家でネットをみてメモとして残しておきたいと思うことがあると、howmの画面から、すぐcキーを入れてメモの入力画面にしてメモを書いていきます。初期画面で日付と時間が入りと、あとで述べるいくつかの記号(マーク)を日時の後に入れると便利ですが、基本的にはフリーフォーマットです。
思いついた時にすぐ、フォーマットも気にせず書けるのはとても重要だと思います。後で書こうと思っても内容を思い出せなかったり、書くこと自体を忘れてしまいます。

目の前にMacがないときやすぐ使えない場合は、紙のメモに要点かキーワードだけ書くことが多いです。後でそれを見て、必要だと思ったものはhowmに入れています。紙のメモは、会社だとA4のコピー用紙の裏紙が多く、家では100円ショップで買ったRHODIAのに似たメモ帳を使っています。RHODIAのメモは結構高いですよね。


DropBoxでどこからでもアクセス

これは、howmに限らずやっている人も多いと思いますが、メモデータの実体をDropBoxのフォルダに入れて、そこからローカルのMacからアクセスできるようにして使っています。以前は、ZumoDriveで共有していたのですがなくなったのでDropBoxに引っ越して来ました。
Macはもちろんですが、iPhoneからもDropBoxが使えるのでとても便利です。ただ、iPhoneからは書き込みはしていなくて、参照オンリーにしています。iPhone用のhowmアプリがあると便利かもしれませんね。iPhoneでメモを取る時はメモアプリを使っています。

日時ベースの表示制御

howmの画面の上の部分にはテキストベースのメニュー、予定、Todoが表示されます。これらは、メモのタイトルだけが表示されており、日付の部分をクリックすればメモの内容のウインドウが表示されます。(個人的な情報やちょっと伏せたい内容は隠しています)


予定の領域に表示させるには、2種類の方法があり、日付の後に@マークを付けたメモが予定項目、!マークを付けたメモが締め切り項目があり、内容によりどちらかを付ければOKです。
Todoの領域表示させるには、!マーク、-(マイナス)マーク、+マーク、~マークがありそれぞれ以下のようになっています。(howmのトップ画面の説明より)

予定・todo の書式
[2002-10-21]@  予定  (予定表に表示)
[2002-10-21]+7 todo  指定日になってから7日間かけて徐々に浮かび続ける
[2002-10-21]!7 〆切  指定日の7日前から徐々に浮かび、指定日以降浮きっぱなし
[2002-10-21]-1 覚書  指定日に浮かび上がり、以降1日かけて単位量だけ徐々に沈む
[2002-10-21]~30 保留 指定日に浮かび上がり、以降30日周期で浮き沈みをくりかえす
[2002-10-21].  済み  常に底
(記号の後の数字はデフォルト値)

howmの考え方が面白いのは、期限/日時の概念はあるのですが、重要度の概念がないことです。時間が経つと重要に分類されるメモが増えてきて、どれも重要になってしまうので、重要度に頼ってもしょうがないという考え方です。メモは、日時とマークの付加/削除で表示をコントロールします。


検索機能とランダム表示

+, -, !等のついたメモはあらかじめ決まった数だけ表示され(変更はできます)、新しいメモが追加されてくるとだんだん順位が下がり、表示されなくなります。そのため、howmには全文検索の機能があります。Gmailとも似た考え方ですね。私は後で検索しやすいようにメモのタイトルにキーワードを入れるようにしています。例えば、Mac関係は[Mac]というふうに入れています。

上の段がファイル単位で見つかったメモのタイトルで、下の段は各メモの中身が表示されています。最近、ひとつのファイルの中に複数のメモを取るようにメモのスタイルが変わってきました。上の段が多すぎると探したいものが見つけにくいので、ひとつのメモファイルを中間のカテゴリ用のメモに使っている感じですね。
また、全文検索で、正規表現も使えるので、メモに入力ミスをしていない限り、たいていのことは探せます。

検索速度は、今のところhowm (Emacs)の検索を使っていますが特に遅いということはありません。遅いと感じてきたら、grepコマンドで高速化できる方法が用意されています。

また、検索とは別に、メモのランダム表示機能があります。下の図のような感じです。

これは、ときどき見ると面白いです。メモしただけでいつの間にか忘れているものを思い出させてくれたり、もう一度読んで見たりするメモもあります。また、別の発想につながって、新しいアイデアが出たりする場合もあります。

howmにはそれ以外にもメモ間のリンクやチェックマークの機能があります。たまに使っていますが、ここに載せるほどには使い込んでいません。画像へのリンクなど使うと便利なのですけど、いったん使わなくなるとすぐ忘れてしまうのです。

メモは、単純なように見えますが、使う人によって求めるものが違い、実は奥が深いところがあるようです。私のようにテキストベースで何とかなっていて、長続きする場合もあるので、自分に合うものを見つけることが大事なのではないでしょうか。
howmを使った方法は7年も続きましたが、今も試行錯誤しています。最近は、Emacsのウインドウを開く手間を省くため、howmは使いつつQuicksilverが使えないかといろいろトライしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

カーネルパニックが発生しました。Sophos Anti-Virus for Macの可能性も。

昨日(2/25)、自宅のMac mini 2012 (OS X 10.8.2)を使っていたらカーネルパニックが発生しました。久しぶりだったので、最初何が起きたのか、わかりませんでした。
その後、自動的に再起動が始まりログインしたら、カーネルパニックの情報をAppleに送信するかどうか聞かれたので、匿名情報で送信しました。ところが、その後すぐまたカーネルパニックが起きました。
これは、まずい状況になっていると思い、とりあえずログファイルをみてみることにしました。
/Library/Logs/DiagnosticReports/Kernel_日付時刻_ホスト名.panic
というファイルにカーネルパニック時のログが記録されます。
確認したら
Interval Since Last Panic Report:  121 sec
...
BSD process name corresponding to current thread: InterCheck
...
last loaded kext at 15477617914477: com.sophos.kext.sav 8.0.4 (addr 0xffffff7faaed1000, size 24576)
などの行がありました。
また、何故か、2分前に起きたカーネルパニックのログファイルはありませんでした。

しかし、私が気づかないうちに2/14にもカーネルパニックが起きていたようでその日のログファイルもありました。
まったく気づかなかったので、Macが勝手に再起動してログインウィンドウの状態になっていたのを、電源を入れた後、「起動が速い!」と勘違いしたのではと想像しています。
その時のログファイルも残っていたのですが、昨日のログと同じようなInterCheck (Sophos Anti-Virus for Mac)の行や、カーネルエクステンションのcom.sophos.kext.savの行がありました。

原因究明は時間がかかるので、とりあえずSophos Anti-Virus for Macを環境設定から不使用(オンアクセス検索を無効)にして、ClamXav Sentryを起動しました(昨日朝)。まだ、Sophosが犯人と確定しているわけではありませんが、今のところカーネルパニックは発生していません。
本当は、カーネルエクステンションも外して様子を見る方がいいのかもしれませんが。
また、それとは別にディスクも確認中です。カーネルパニック中にディスクがおかしくなったり、ディスクや他のハードウェアのためにソフトウェアがおかしくなった可能性もありますし。
また。ちょっとだけウェブを検索しましたが、
http://openforum.sophos.com/t5/Sophos-Anti-Virus-for-Mac-Home/Sophos-Kernel-Panic-in-Mountain-Lion-10-8-1/td-p/9910
のような記事もありました。Sophos Anti-Virusは大きいファイルや外部ディスクが不得意なのかもしれません。でもそうだとするといまいちですね。

2013年2月25日月曜日

SSD 使用開始2ヶ月後のDisk Speed Test (on Mac mini 2012 via USB3)

2ヶ月前にSSDの速度を測ったわけですが、ディスクの内容を調べたついでに速度がどうなったか測ってみました。Mac mini 2012 Late, Mountain Lion、Plextor PX-512M3Pです。

WRITEは当初(12月)はレッドゾーン近辺(380MB/s)だったのですが、今回(2月)はレッドゾーンに行かなかったのでちょっと下がったようです。READは、この図では350MB/s近くですが、360MB/sを超えていることも多く、以前とあまり変わっていない感じです。以前、WRITEが速かった理由がよくわからないのですが、今は通常の状態ではないかと思います。でも、時間が経ってWRITEが遅くなってきているのでちょっと心配しています。ThuderboltかeSATA化してTrimコマンドを有効にできればと思っていますが、まだ先になりそうです。

更に、今回はMac mini内蔵のHDD (5400rpm 2.5 inch, 1TB)と外付けUSB2 2TB HDD (5400rpm 3.5inch)のテスト結果も付けます。

SSDとは比べるべくもありませんが、内蔵HDDもそれなりに高速ですね。今は、Time Machineのバックアップ用として使っています。
外付けUSB2.0 HDDは以下のようになっています。USB2.0だからというのもありますが、やはり遅いです。データ保管用なのでいいのですが。

それから、USB3につないだSSDを起動ディスクにしていますが、今のところ全く問題ありません。調子が悪いという方もいらっしゃるようですが、AppleからMac mini用のupdateがなかなか出てきませんね。
また、ディスプレイの砂嵐現象もMac mini EFI Firmware 1.4 updateを当ててからは治まったようです。

何かの参考になれば。

2013年2月24日日曜日

花粉シーズンになったのでデスクトップに花粉情報予測マップを表示しました[修正:2013/2/27]

花粉症の人も多いと思いますが、本格的にスギ花粉のシーズンになりましたね。
わたしも花粉症のひとりです。長い時は5月連休明けくらいまで症状が出ます。スギ以外にヒノキも持っているようです。

わたしはプロフィールに書いていますが、散歩が好きで昼休みに散歩したりすることも多いのですが、この季節は花粉が心配です。そのため、会社のMacのデスクトップに花粉予報のマップを表示するようにしました。出かける前後に目薬や点鼻薬、マスクに気をつけるようにしています。

表示に使ったツールは、定番のGeekToolです。画像は、日本気象協会( tenki.jp )のサイトの花粉飛散メッシュ画像(花粉情報予測マップ/地図)から自分の住んでいる地域のものを表示しています。他にもいいサイトがあるかもしれませんね。

上が大きいサイズのマップで、下が小さいサイズのマップです。2種類で試していますが、今のところ小さいサイズに落ち着きそうです。 

tenki.jpのサイトでは、1日1回、朝6時にマップがアップデートされているようです。設定は以下のようにしています。

[修正/追記:
アップデートは朝6時と夕方6時の2回のようです。
また、URLの最後は、?20130227060000のようなクエスチョンマーク以降は削除して指定してください。
]

リフレッシュ間隔は、昼休み前までに花粉状況がわかればいいので、今は1時間弱ですがもう少し長く、2時間弱ぐらいにしようかと思います。


そういえば、一時期、GeekToolからNerdToolに乗り換えていたのですが、会社のMacはGeekToolに戻しました。
外付けディスプレイを使っていて、Macを会議などで取り外し(ノートなので)、会議終了後に再接続するというような使い方をしています。NerdToolの場合、再接続した後外付けディスプレイに、NerdToolの表示内容が重なって出力されるという症状が出たためです。
自宅の方は、ディスプレイは1枚なのでNerdToolを引き続き使っています。NerdToolの方が少しだけ軽いようです。

Disk Inventory XでSSDの使用状況を調査

新しいMac miniにしたついでに512GBのSSDを起動ディスクとして使い始めました。以前は、データディスクに入れておいたファイルも起動ディスクに入れたため、ディスクの減りが少し速くなってきました。

このMacについてのストレージをみると、起動ディスク(SSD512)の残りが167GBになっています。残り容量にも気をつけるようにしなければなりません。

特に、SSDの場合、同じブロックへの書き込み(書き替え)可能回数がHDDよりかなり少ないという特性があります。MLCタイプで10,000回程度とのことです。SSDのコントローラーは、書き替え回数が少ないブロックを優先して使うようですが、残りブロックが少なくなってくると、空きブロックに書き替えが集中すると思います。
実はもっと賢く、既にファイルが書かれている領域でも、消去回数の少ない領域を置き替えているのかもしれませんが、今使っているものはUSB3接続なので、あまり賢い制御は期待できないと思います。当然ながらTrimも使えません。
また、残り容量が少ないと、パフォーマンスに悪影響がありそうです。
Windows版でSSDの寿命予測をしてくれるソフトがありますが、Mac用(USB3接続対応)はないでしょうかね。

それはともかく、現状では1ユーザとしては、残り容量をある程度保って使用するのがいいと考え、Disk Inventory Xで使用状況を把握しようと思ったわけです。

iTunesのデータが圧倒的に多いのですが、音楽はいつもBGMとして流しているのでできればそのままにしたいと考えています。後は、ムービーデータが多いのですが、これもiTunesのデータとして管理しています。こちらは見る頻度は低いので、ムービーを別のアプリケーションで管理して別のディスクに移すのも手かなと考えています。
真ん中辺りの大きい緑のデータは何かと思ったらSteve Jobs at All Dititalシリーズでした。亡くなった時に、思わず保存したことを思い出しました。
他にもスリープイメージとかメモリ容量が大きいので意外と大きいことがわかりました。

2013年2月23日土曜日

ファイルを保存しないで閉じたい場合のショートカット[解決 3/27]

この記事は、Mountain Lionにしてから困っていることのひとつです。解決策を見つけられなくて、どなたか教えてくださることを期待して記事を書いています。

ファイルを開いて中身を変更してから、command + Wでウインドウを消そうとすると、ファイルを保存するかどうかを尋ねるダイアログウインドウが出てきます。
ファイルの中身を元のままにして変更を保存したくない場合、Snow Leopardの時は、command + Dでウインドウが消えるアプリケーションがほとんどだったのですが、Mountain Lionでは逆にほとんどのアプリケーションでcommand + Dが効きません。

キーボードでウィンドウを操作対象にしてみるなどいろいろ試しましたが、だめでした。tabキーでフォーカスは移動しているようなのですが、そこから先はキーボードで処理できませんでした


特にプレビュー.appでcommand + Dを使いたいと思っているのに使えなくてとても不便です。
プレビューはApplescriptableではないようなので、そちらからの解決も難しそうです。今のところは、command + Zを何回か繰り返して、ウインドウバーの赤ボタンの黒丸が消えてからcommand + Wを押しています。タッチパッドを使って普通にクローズボタン、変更を元に戻すも使うようになってきましたが、できればキーボードで簡単にウインドウを閉じたいと思っています。
なにかいい方法があれば教えて下さい。_o_

2013年2月22日金曜日

Podcastにチャプタ機能ってあるんですね

iPhoneで音楽をよく聞きますが、Podcastもたまに聞きます。
いつもiPhoneはポケットに入れた状態か、Safariでウェブなどを見ているので、ミュージックアプリの画面はほとんど見たことがありませんでした。
たまたま、Podcastを聞きながら公園を散歩している時ベンチに座って、iPhoneを触っていたらミュージックアプリで、チャプタという表示が目に入りました。

上のスクリーンショットは家で撮ったものですが、タイトルの下にチャプタ1/15という表示があります。いろいろ触ってみると、同じPodcast内がチャプタに分けられていて、画面下の巻き戻し、早送りボタンで前後のチャプタに移動できることがわかりました。

Podcastには15秒の巻き戻し、早送りと再生速度を2倍、1/2倍にする機能もあるのでちゃんと聞きたい時や飛ばしたい時は役立つと思います。
ただ、再生速度は思ったほど変わらないみたいですね。実際のところは、せいぜい1.2倍、0.8倍程度のように聞こえます。時間表示を見ても秒数の速さがそんなに変わりませんし。

同じPodcast音源をiTunesで見てみたら、下の図のようなチャプタメニューがありました。これも今まで知りませんでした。新しい発見があると楽しいですね。

iTunesの場合は、メニューからチャプタを切り替える方式のようですね。制御メニューの下にも前後のチャプタに移動できるサブメニューがありますが、チャプタメニューの方が便利そうです。
iTunesで再生速度を変える方法はわかりませんでした。ないのでしょうかね。

Macのログインウインドウの名前の入力モードの英語化 [画像追加 2/24]

3日前の記事の終わりの方で、Macへのログインウインドウでデフォルトの入力モードが日本語になっていて困っていると書きましたが、親切にヒントを教えてくださった方がいらっしゃいました。
解決できなくて困っていることも書いてみるものですね。結果はOKでした。非常にうれしいです。

その方法ですが、システム環境設定のユーザとグループから設定した後、ログインウインドウで操作します。Mountain Lionでログイン時に名前とパスワードの表示を選んでいる場合です。その方が、少しだけセキュリティが高いと思ったので。ユーザのリストを選んでいる場合は多分関係ないと思います。

1. システム環境設定のユーザとグループでの設定

ユーザとグループの画面は、はじめは下の図のようになっていると思います。

左下のロックアイコンがロックされていたら、ロックアイコンをクリックして管理者パスワードを入れて、いったんロックを外します。そして、ロックアイコンの上のログインオプションをクリックします。

次に、「ログインウインドウに入力メニューを表示」のチェックをオンにします。
そして、Macを再起動します。

2. ログインウインドウでの操作

Macを再起動するとログインウインドウが表示されます。右上に言語を選ぶメニューが表示されていると思います。
ここで、キー入力が日本語になっている場合、英語を選び後は普通にログインします。

私の場合、メニューは英語なのに、実際に入力されるのは日本語だったのですが、いったんメニューを日本語にして更に英語にするとキーボードの入力も英語になりました。

ログインした後、もう一度再起動して、はじめから英語になっているのを確認してください。
これで終わりです。[追記: 2013/2/24 はじめにブログを書いた時は、ログインウィンドウのスクリーンショットを入れていませんでしたが、撮り方がわかりましたので追加しました。VNCを使います。]

以前もやったことがあるのですが、その時はうまく行かなかったのです。多分、入力モードが英語になっていて、日本語入力モードだったのですが、いったん日本語メニューにして英語に戻さなかったからかと勝手に納得しています。キーボードのcommand + spaceキーで英語モードにしただけだったのかもしれません。

ちょっとあやふやな記憶で申し訳ありませんが、希望通りにすることができました。匿名さん、ありがとうございました。

2013年2月21日木曜日

ClamXavのウイルスデータベースがFirewallの後ろなのでアップデートできなくなっていました

会社ではFirewallが入っているのですが、いつの間にかClamXav(正確にはClamAV)のウイルスデータベースがアップデートできなくなっていました。
普段はSophos Anti-Virusを使っていますが、たまにClamXavでファイル単位のウイルスチェックを行います。
原因は予想はついていて、前回ClamAVエンジンをアップグレードした時に、/usr/local/clamXav/etc/freshclam.conf が上書きされたようです。
以下のdiffのようにHTTPProxy部分を修正して、正常にデータベースが更新できるようになりました。



 #HTTPProxyServer myproxy.com
 #HTTPProxyPort 1234
+HTTPProxyServer 私の会社のプロクシサーバ
+HTTPProxyPort 80 #私の会社の場合

Firewallの種類によってはユーザ名やパスワードも必要になるかもしれません。
しかし、ClamXavのエンジンは現在の設定を別名で保存してくれるとかしてくれるといいですね。リクエストをしたいと思います。

2013年2月20日水曜日

Moutain Lionでのプレビューなどのファイル保存時の動作を改善する

Mountain Lionになってからいろいろ戸惑うことが多く、なかなか慣れません。そのうち慣れるだろうと思っていたのですが、特にファイルの保存時の動作は変化が多く困っています。今回は、そのうちのひとつを取り上げます。題材のアプリケーションはプレビューです。

問題: 新しいファイルを保存しようとすると、デフォルトの保存先がiCloudになる。


iCloudをあまり使わないのであれば、デフォルトの保存先がiCloudになるのは不便です。
これには、2種類の解決方法があります。

解決方法1. iCloudで書類のデータを保存しないようにする。

iCloudは使っているけれども、Macで作成した書類データはiCloud上には保存したくない場合があると思います。例えば、会社での使用などですね。

そういう場合は、システム環境設定からiCloudの「書類とデータ」ボタンのチェックを外せば、それ以後、新規ファイルを保存するときにMac上のフォルダが開くようになります。

このチェックを外すときに、Macからデータを削除するというワーニングが表示されるときがあります。

基本的には、Mac上から削除されるだけでiCloud上には残っているので、ファイルを失う心配はありません。気になる場合は、右下の「管理...」ボタンを押すとどのようなファイルが保存されているのか確認できます。

必要なファイルがあれば、Macにコピーし直すといいかもしれません。


解決方法2. ファイル保存パネルで保存先にiCloudを出さないようにする。

もうひとつの方法は、iCloudに書類とデータを保存できる状態のまま、ファイルの保存ダイアログの動作を変える方法です。こちらの方がいい人が多いと思いますが、ターミナルでの操作が必要になります。
ターミナルは、アプリケーションフォルダの下のユーティリティフォルダにあります。

ターミナルを起動して、コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力します。


$ defaults write NSGlobalDomain NSDocumentSaveNewDocumentsToCloud -bool FALSE


その後、ファイルを操作するアプリケーションで、新たにファイルを保存しようとするとiCloudは表示されなくなると思います。


ちなみに、普通にファイルを保存する場合は、上の図のように保存場所を閉じた状態で表示するか開いた状態で保存するか記憶してくれます。本当は、新規ファイルをcommand + Wで閉じようとするときにも、保存場所が開いた状態で表示してほしいのですが、覚えてくれないみたいですね。

2013年2月19日火曜日

Mac OS Xのlanguagesetupのmanページ面白い

調べたいことがあり、ターミナルからlanguagesetupのmanページを見てみたのですが、これはいったいどういうことでしょうか? そんなに長くないので全部載せちゃいます。


languagesetup(1)          BSD General Commands Manual         languagesetup(1)

NAME
     languagesetup -- set the primary language. (3622974 - more to come)

SYNOPSIS
     languagesetup [-abcd] [-a path] [file] [file ...] arg0 arg2 ...

DESCRIPTION
     Use the .Nm macro to refer to your program throughout the man page like
     such: languagesetup Underlining is accomplished with the .Ar macro like
     this: underlined text.

     A list of items with descriptions:

     item a   Description of item a

     item b   Description of item b

     A list of flags and their descriptions:

     -a       Description of -a flag

     -b       Description of -b flag

FILES
     /usr/share/file_name                          FILE_1description
     /Users/joeuser/Library/really_long_file_name  FILE_2 description

SEE ALSO
     a(1), b(1), c(1), a(2), b(2), a(3), b(3)

Darwin                          March 24, 2001                          Darwin


情報としては、青字の部分だけですが、このコマンドを探そうとしている人はそのくらいは既にわかっているはずですよね。面白すぎます。manページのテンプレートだと書いてあるサイトもありましたが。2001年からずっと直していないのでしょうかね。わざとでしょうね。

languagesetupに-hオプションを渡すと、ヘルプメッセージは出ますね。
やりたかったことは、ログインウィンドウでキーボードが日本語モードになっているのでそれを英語モードに戻すことです。ユーザ名は普通英語にしますよね。

$ sudo languagesetup -langspec English
System Language set to: English

これで、ログインウインドウで最初から英語になるようになり・・・ませんでした。Snow Leopardの時は、システムが日本語モードでもログインウインドウでは英語入力モードになっていたのですが。
今のところは、command + spaceキーを打つようにしていますが、忘れた時はcommand + ; キーで日本語モードにしています。でもcommand + 何かのキーは負けた気がして嫌なのです。何と闘っているんでしょうね。
tabキーを2度打ちする方法も最近発見し、それの方が負けた気がしないのでtabキーを2度打ちに移りつつある今日この頃です。でも、本当は最初から英語が入ってほしいと思います。

2013年2月18日月曜日

新しいイヤホン(ソニー MDR-EX600)を購入、Bluetoothレシーバー(LBT-AR300)感想

ロジテックのBluetoothレシーバを買ってしばらくたちますが、その時はiPhone5に付属していたイヤホンを使っていました。これは、インナーイヤータイプで密着感が低く、少し耳から外れやすかったりしたので、カナルタイプのイヤホンを探していました。
たまたまビックカメラに行った時に、ソニーのMDR-EX600を13,800円と定価よりだいぶ安く売っていて、評判も結構良さそうでしたので、思い切って買ってみました。

中高音域の再現性が高いはっきりした感じの音です。Podcast音源ですが、エコーはかかっていないと思っていたものが、このイヤホンで聞いたところ、かすかにエコーがかけてあることがわかりました。以前のイヤホンでは気づきませんでした。楽器の音もよく聞こえます。
それに比べると低音域はやや弱い感じです。ドライバー部分の大きさが、下の写真のように10mm以上あるのでもっと低音も強く出る先入観を持っていたので意外でした。以前使っていた、ソニーのDR-BT100CX方が低音域についてはボリュームがありました。
でも、MDR-EX600の音の方がまったく上ですけども。(DR-BT100CXは、コーデックはSBCですので比べる方がおかしいですね。)

もうひとつ気に入っている点は、上の写真のようにイヤホンのドライバ部分とケーブル部分が分離できて、ケーブルを交換できるところです。以前のイヤホンもケーブルが切れて使えなくなったので、これはメリットとして大きいと思います。ネット情報では、上位機種のMDR-EX1000のケーブルを使うと音が更に良くなるとのことなので、機会があれば試したいと思います。ちなみに、ケーブルは長いものと短いものの2本が付属しています。

イヤピースが大小10種類付属するのも良い点です。ちょっと多い気もしますが。私はHybridのSに変えています。遮音性は高くないので、そのうちNoise Isolationタイプの方も使ってみようと思います。
ケーブルがフレキシブルケーブルで耳にかけられる点も外れにくく高評価です。最初は着け方のコツがわからなかったのですが、今はメガネのフレームで押さえる感じにしてばっちりです。


気になった点は、音質等とは関係ないのですが、ケーブルが静電気を拾いやすいところです。冬場だけだと思いますが、外から帰ってきて上着を脱ぐ時など、ひどい時は耳にピリピリバリバリと痛いぐらいに感じることがあります。
これも以前の、DR-BT100CXのケーブルではなかったので、材質など静電気を拾いにくいものに変更してもらいたいと思いました。


ロジテックのLBT-AR300については、イヤホンを変えたことも影響していると思いますが、あらが目立って来ました。
電源を入れた時に出る効果音とブツノイズ(プチノイズではなく)が大きすぎてびっくりします。できるだけイヤホンを耳に着ける前にスイッチを入れるようにしていますが、忘れると大変です。iPhoneのアプリをミュージックからビデオプレヤーに変えた時などもブツノイズが大きいです。これもDR-BT100CXではなかったので、ドライバソフトがよくないのでしょうね。

また、時々小さいハムノイズというのでしょうかホワイトノイズというのでしょうか、低い雑音が聞こえます。電源を入れた後や小さい音量の音源で聞こえることが多いですが、いつの間に消えたりします。どこかにアルミ箔でレシーバのどこかを遮蔽するとその雑音が減ると書いてあったのですが、記事を見失ってしまいました。
付属のUSBケーブルも写真でわかるようにちょっと短すぎるのと硬めで使いにくいですね。コスト削減なのかもしれませんが、利便性が犠牲になるのはよくないと思いました。

iPhone5との相性ですが、仕様によるとiOS6のBluetoothはサポートされていないので、ちょっとあきらめモードです。iOS6の方に問題があるのかもしれませんが、音が途絶えるのはなんとかして欲しいです。最近、iOS6.1にアップグレードしましたが、まだ起こっています。
ちなみに、LBT-AR300、aptXもサポートしているのですが、iPhoneとはAACで接続されていました。

2013年2月17日日曜日

Snow Leopard, Mountain Lion, iPhoneでのカレンダーなどの共有について

何台かMacや(PCでもいいですが)iPhoneなど複数のマシンを使っていると、それらの間での情報共有について戸惑う場面があると思います。

例えば、休日明けの出張が決まった時に忘れないように自宅のMacにもその情報を入れるとか、会社の帰りに買い物を忘れないようにしたりとかいうことも多いのではないでしょうか。

iCloudが使えるようになる前は、自宅でも会社でも使えるGmailアカウントにメールを送付していました。それをApple Mailで受信すれば、iCalへのイベント追加も簡単にできるからです。また、QuicksilverのCalendar Moduleもお手軽なのでよく使っていました。今でも使います。Googleカレンダーは少しの間使っていたのですが、iCalに比べるとお手軽ではないのですぐ使うのを止めてしまいました。

その後、Mac mini 2012やiPhone5を買って状況が少し変わって来ました。Mounain LionやiOS6では、iCloudで情報の共有ができるからです。


使うのは基本的にはカレンダーです。リマインダーはあまり使いません。メモは、Mac上ではDropBoxとQuicksilverを組み合わせて使っているので、メモアプリはMacからは使わずiPhoneから外にいるときだけ使っています。これは別の記事にしたいと思います。

会社でメインに使っているSnow Leopardでは、iCloudをSafari経由でしか使えないので、カレンダーへのイベントの入力が少し面倒という問題があります。
Snow LeopardのiCalで、iCloundのCalDAVサーバを指定するといいらしいのですが、不必要なカレンダーデータを同期させたくないので、まだ調査中です。家のマシンに打ち合わせ情報などが入っても仕方ないので。

ただ、ほとんどの連絡事項(打ち合わせなど)は、会社(Snow Leopard)の中で閉じているので、自宅マシンに入れたい情報の頻度は多くないのと、情報管理の面では、今のままある程度分離されている方がいいのではという気もしています。

2013年2月16日土曜日

SafariStandのWebarchive機能は便利

私は、Mac上のウェブブラウザにはSafariとFirefoxを使っています。Safariは、Macの標準ブラウザということもありますが、それ以外に使っている理由のひとつにSafariStandの存在があります。


SafariStandは、Safariに組み込んで使うプラグインで、いろいろ便利な機能を追加してくれます。作者のhetimaさん( hetima.com )のページによると、例えば、

  • キーワードで素早く検索する「Quick Search」
  • タブ一覧サイドバー
  • Sub Resource ウインドウ (以前のSafariにあった構成ファイル一覧に似た表示)
  • ダウンロードフォルダの日付分け
  • 「,」と「.」でタブ切り替え

などが代表的な機能として挙げられています。

その中で、私がよく使っている機能は、見ているページの選択部分をWebアーカイブというフォーマットで保存できるというものです。
Safari自体にも見ているページをWebアーカイブとして保存できるのですが、保存単位がページ全体になってしまいます。Safaristandでは、必要な部分だけを選択して保存することができます。ページによっては、リンクや広告の方が広く、本当に必要な部分は狭い場合もあると思います。
また、後で読みたいページをWebアーカイブフォーマットで保存して、DropBoxに保存しておき、iPhone上のGoodReaderで通勤途中などに読むという使い方もしています。これは、PDFでもいいのかもしれませんが。
Firefoxなどにも見ているページ全体を保存してくれる「別名で保存」機能はあるのですが、Webアーカイブフォーマットと異なりフォルダを作って小さいファイルがたくさん生成されるようになっている点が異なります。個人的には、SafaristandのWebアーカイブ機能、特に選択できる点が気に入っています。

例えば、下のページで路線検索をしているとします。

このページを保存する場合、本当に必要な部分は真ん中の経路部分だけです。(このページは、ユーザの利便をちゃんと考えてあり、携帯に送ったりテキストを保存する機能がありますが、説明のために取り上げています。)

SafariStandを使うと、必要な部分だけを保存できます。保存したい部分を選択して、その部分で右クリックを行います。

Clip Web Archive with Selectionというメニュー項目があるのでそれを選択すればOKです。

下の図のような、必要な部分だけが選択されたウインドウが開きますので、それを保存すれば終了です。ファイル名は、一番下の欄で変更できます。

WebアーカイブはSpotlightでも検索できますし、ページ表示があまり崩れず比較的元の状態を保ってくれるので見た目もいいと思います。それから他のウェブブラウザのようにフォルダとして保存すると、htmlやcss、画像データなどの小さいファイルがたくさん出来るので、Webアーカイブの方が若干ディスク容量的には有利かもしれません。

SafariStandのダウンロード及びインストールについては、 http://hetima.com/safari/stand.html を参照してください。

また、Webアーカイブは独自フォーマットなのでその点が気になります。AppleがSafariの開発を止めてしまうということも、遠い将来にはあるかもしれません。
調べた範囲では、Mac OS Xのテキストエディットが、Webアーカイブフォーマットを読み書きできるようです。Safariに比べると再現性が(かなり)いまいちですが。また、上でも書きましたがiPhone上のGood ReaderでもWebアーカイブを表示できます。こちらの方がテキストエディットより再現性は高いですね。

変換ユーティリティとして、WebarchiveExtracter (http://webarchivext.sourceforge.net)と、ターミナルコマンドでtextutilが使えるようです。